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SEP

2017

2017 第5回マンスリーチュートリアル開催

2017.09.10 13:00 - 17:00

  • CATEGORY: マンスリーチュートリアル

第5回マンスリーチュートリアルは「人工知能の学習はヒトをこえるのか?  」をテーマに、9月10日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催し、19名が参加しました。

はじめに、データアーティスト株式会社にも所属する事業構想大学院大学の小塩篤史教授から「競争or共創?機械との競争を超えて」の講義がありました。AIを実装する際の4つの階層(Deep Learning>Machine Learning>Expert System>Control System)やAIを使ったマーケティングメッセージやキャッチコピーの作成についてお話いただきました。AIはヒトの学習を超えるのかの議論が印象深かったです。

次に、青山学院大学の古橋大地教授から“State of the Map 2017 with AI and Human”と題して(1)深層学習を利用したテレビの視聴率予測サービス“SHAREST”、(2)360°パノラマ写真撮影とMapillary、(3)Facebookで使われているAI、(4)OpenStreetMap発展のために使われているAIと機械学習について紹介いただきました。AIと地理空間情報の最先端の情報が満載で、質疑応答が活発に行われました。

講義後は、8月にタイ・カオヤイ国立公園で開催されたサマースクールについての全体報告、地域の課題解決に取り組んだ7チームからの成果発表が行われ、現地でのフィールドワーク、課題の分析と解決策の提案を振り返りました。タイで開催した講義では、スマートフォン上で使えるオフライン地図の利用、Google Earth発展の経緯、ジオタグ付き写真やGPSデータの可視化と管理などの紹介があったことが伝えられました。サマースクールに参加できなかった学生も映像、写真、各チームの発表を見て、活動内容を知る良い機会となりました。

次の大きなイベントとしては、G-SPASEプログラムの中間報告会が10月13日(金)13:00-17:30に日本科学未来館・イノベーションホールにて開催されます。

小塩篤史教授(事業構想大学院大学)1

小塩篤史教授(事業構想大学院大学)2

小塩篤史教授(事業構想大学院大学)3

古橋大地教授(青山学院大学)