2016 第7回マンスリーチュートリアル開催

第7回マンスリーチュートリアルは、12月11日に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催し、総勢26名の学生が参加しました。招待講演と機械学習に関する簡単な演習を実施し、その後は学生プロジェクトについて英語で発表・議論を行いました。

はじめに、東京大学の須藤明人特任助教から「機械学習入門」として、コンピューター解析の誤差を最小化するプロセスである機械学習（machine learning）についてご講演いただきました。そのための重要な基本手法として、線形回帰（linear regression）と勾配法（gradient descent）について解説いただき、簡単なハンズオン演習を実施しました。「機械学習は簡単に使えるが、使用方法を熟知していないとアウトプットが正しいと勘違いしてしまう。便利だけど危険という認識が必要」との言葉が印象的でした。続いて、東京大学の留学生のGuo Zhilingにより、畳み込みニューラルネットワークに使用するプログラムや手法を用途別に説明してもらいました。

その後、学生プロジェクトの各チームによる発表と進捗確認、研究の予算や計画を議論し、KPT（Keep=良かったこと, Problem=悪かったこと, Try=次に挑戦したいこと）を記録しました。2月の最終成果報告会に向けて、研究の進捗と課題を共有して改善を図れる箇所を明確にしています。

須藤明人特任助教（東京大学） Guo Zhiling（東京大学）

学生発表（１） 学生発表（２）

学生発表（３） 学生発表（４）

学生発表（５） 学生発表（６）

学生発表（７） 学生発表（８）

学生発表（９） 学生発表（１０）