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18

JUN

2017

2017 第3回マンスリーチュートリアル開催

2017.06.18 13:00 - 17:30

  • CATEGORY: マンスリーチュートリアル

3回マンスリーチュートリアルは「プロジェクトはなぜ失敗するのか?」をテーマに、618日(日)に東京海洋大学越中島キャンパスにて開催しました。

 はじめに、隅屋輝佳さん(慶應義塾大学・修士課程)により、第2回マンスリーチュートリアルでご講演いただいた福島弦氏(ラグビーワールドカップ2019組織委員会・チケッティング&マーケティング部)のご講演「Logical Thinking & Project Management」の内容を振り返りました。隅屋さん自身のウガンダでの井戸修理の経験をもとに、発展途上国での開発援助におけるロジカルシンキングについてお話いただきました。質問の聞き方によって相手から引き出す情報が「感情」、「意見」、「事実」に分かれるため、質問の聞き方が非常に重要であるとの説明が印象的でした。課題の全体像を掴むために、ロジカルツリー、MECE、空傘雨フレームワークが考えを整理するのに役立つが、「事実」の情報を集め、問題の本質を見極めることが大切だと強調されました。

 次に、Institute for a Global Society株式会社の福原正大氏から「プロジェクトの成功とは何か?」と題してコンピテンシー(行動特性)評価についてお話いただきました。米国ニューヨークのウォールストリート街での為替オーバーレイビジネスの成功体験、リーマンショック後を経ての考え方の変化、スキルと知識を超えた「コンピテンシー」を広めるようになった経緯をご紹介していただきました。プロジェクトの目標を決めるにあたり、“Does the star inspire you?”“Does the star challenge yourself?”“Does the star give you the direction you should pursue?”と自身に問うことの大切さを教えていただきました。コンピテンシーは自身の弱みを意識した上で物事を経験していくとはじめて伸びるものとの言葉が力強かったです。

 事業構想大学院大学の小塩篤史教授のご講演「プロジェクトデザイン入門と事業の立ち上げ」では、プロジェクトの成功には諦めないことが大切だとお話いただきました。スティーブ・ジョブズやアラン・ケイを例にバックキャスティングの考え方をご紹介いただきました。また、学術研究プロジェクトとビジネスプロジェクトの相違についてもご説明いただきました。

 後半では、G-SPASEプログラム参加者の各チームリーダーが学生プロジェクトの年間計画を発表しました。第4回マンスリーチュートリアルに向けて、プロジェクト計画書を教員がレビューし、研究内容を練っていきます。

隅屋輝佳さん・慶應義塾大学

福原正大氏・Institute for a Global Society株式会社

講義の様子

小塩篤史教授・事業構想大学院大学